元毒男の未経験からのIT日記

未経験からIT業界で働く元毒男の経験をもとに、ITエンジニアとして働く日々やIT資格などの参考情報を発信します。

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【基本情報技術者の受験時期】未経験から情報処理いつ受ける?

IT未経験から情報処理資格、基本情報技術者をいつ受けるべきか?で悩んでいるひとがいるかとおもいます。

 

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「未経験からIT業界に就職してそろそろ基本情報技術者を受験しようかとおもうけどまだ早いかな?・・

「IT未経験から情報処理資格を受験するならいつごろがいいのかな~。。。」

などのことで悩んでいるひと。

 

そうした方むけにIT未経験からの情報処理資格の受験時期についての参考情報を紹介します。

 

自分がIT未経験からIT業界で働くことが決まったときも情報処理資格をいつ受験するべきかが少し考えたことがあります。

 

まず資格自体の前提としては情報処理技術者試験では受験資格などは定められていません。

そのためいつどの資格から受験することも可能です。

 

ただ受験するひとと受験資格によって、受験時期の最適な時期は変わってきますので、参考情報をもと自身の最適な受験時期を考えて、受験を計画することが大事です。

 

 

未経験から情報処理試験を受験する前提

未経験から情報処理試験に合格する可能性

情報処理資格は未経験からでも受験資格などはありません。

 

そのためどれだけ高度な区分の資格だとしても合格の可能性はあります。

 

ただし当然資格に求められる知識や経験が十分であるほど、合格が容易になります。

 

自分の例では、基本情報技術者資格はIT業界で働くことが決まってからの完全0からの勉強で、高度情報処理試験はIT業界で多少の経験を積んでから、それぞれ受験して合格しました。

 

とくに基本情報技術者試験のときにはまだIT業界の経験もなく完全知識0の状態からでしたが、初受験で合格することはできました。

 

そのためしっかりと資格受験の勉強さえ積めば、知識や経験がなくても合格は十分可能だといえます。

 

情報処理試験区分のレベルと経験

情報処理試験は資格区分ごとにある程度のレベル分けがされています。

そしてそのレベルごとに合格に必要な経験も変わってきます。

 

 

情報処理技術者試験で定められている資格区分ごとのレベルは以下のように定められています。

 

これらの試験区分ごとに必要となる経験を、一般的に紹介されている情報や個人的な見解からザックリまとめるとこんな感じだと考えています。

  • レベル1,2は基礎知識として求められる範囲が多く、少し実務にあたることで大きくカバーされる
  • レベル4はある程度特化した知識が求められ、特定の実務や経験量があることでカバーされる
  • レベル3はその中間(どちらかというとレベル1,2に近い)

 

自分はレベル2の基本情報技術者は未経験から勉強して取得しましたが、正直あまり急ぐ理由がなければIT業界で働きはじめてから取得するほうが労力は少なかったとおもいます。

 

レベル1,2は実務や経験を少し積めばほぼNo勉強で合格できるひともいますし、そのほうが資格取得の労力としてはかからない方法です。

 

ただし実務範囲が極端に特化されてない前提ですが、もし実務にかたよりがあるような場合でも実務外の部分を集中的にやることでカバーできます。

 

しかしレベル4の高度情報処理資格を合格するには実務経験だけでカバーするのは結構厳しいケースが多いです。

 

実務年数や経験が豊富であれば経験だけで十分なひともいるかとおもいますが、自分と同じような未経験からIT業界で働くひとが狙う場合にはそのレベルになるにはかなりの時間が必要になります。

 

そのため未経験からレベル4の資格取得を考えるのであれば、ある程度の勉強をする前提で考えるほうがよいとおもいます。

 

とくに論文系の高度情報処理試験では合格に必要なお作法やコツの部分もあり、そのあたりを勉強するだけでもかなり勝率は上がります。

 

未経験から情報処理技術者試験を受験するメリット・デメリット

未経験の時期に情報処理技術者試験を受験することによるメリット・デメリットの点を考えてみます。

 

未経験から情報処理技術者試験を受験するメリット

 

ある程度IT業界での経験を積んでからのほうがレベル1、レベル2の資格区分でも合格自体はとても楽になります。

 

ただし未経験や若手のうちに情報処理技術者試験を受験、取得することにも大きなメリットがあります

 

まず最も大きいメリットとして考えられるのが、資格取得のメリットを享受できる時間が長くなるということです。

 

これは当たり前ですが資格取得が早ければ早いほど、取得後にメリットを受け取れる期間は長く大きくなります。

 

また資格取得に必要な勉強面で考えたときにも、若いうちの勉強んほうが学習面で有利というメリットがあります。

 

後になるほど実感しますが机に向かい勉強することは学生時代から段々と減るケースが多いです。

 

またIT業界に就職して順調に働いていると、後になればなるほど実務上で時間を確保することが難しくなります。

 

経験だけである程度カバーできる資格はともかくですが、カバーできない範囲が大きくなる試験では勉強に向く期間のうちにとっておくというのも学習効率の面ではよい部分があります。

 

未経験から情報処理技術者試験を受験するデメリット

逆に未経験・若手のうちに情報処理技術者試験を受験するデメリットとしては、何と言っても経験がないことによるディスアドバンテージです。

 

未経験の時期から資格勉強をはじめるのは当然経験や知識でカバーできない分、多くの時間勉強が必要になります。

 

ただし個人的な考えではデメリット面を考慮しても未経験時期から資格取得するメリットのほうが大きいと感じますが、基本情報技術者資格でいえばIT業界で半年から1年程度の経験を積んでのタイミングが一番効率的かなとおもいます。

 

基本情報技術者の受験時期】未経験から情報処理いつ受ける?まとめ

基本情報技術者の受験時期】未経験から情報処理いつ受ける?のまとめです。

 

  • 情報処理資格は知識や経験がなしからで合格可能
  • 実務や経験あればレベル1、2の資格区分はNo勉強での合格も狙える
  • レベル4の資格区分ではある程度の勉強は必要なことが多い
  • 未経験・若手のうちに情報処理技術者試験に合格すると資格保持のメリットを享受できる時間が長いことは大きなメリット

  • 若いうちのほうが資格勉強には向いている
  • 未経験時期から情報処理資格を狙うのは未経験のため多少勉強効率がわるくなることは考えられる

 

 

未経験から基本情報技術者を取得するための勉強、その他IT資格取得の参考情報はこちらでも紹介しています。

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