元毒男の未経験からのIT日記

未経験からIT業界で働く元毒男の経験をもとに、ITエンジニアとして働く日々やIT資格などの参考情報を発信します。

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未経験からのIT業界で成長しやすい案件規模は?【個人タスクと成長度】

未経験からのIT業界就職を考えるひとのなかには、早めに成長したいなと考えているひともいるかもしれません。

 

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「未経験からIT業界で働くから早く経験者に追いつけるようになりたいな・・」

「IT未経験だけど早く業務レベルを身につけるにはどんな働き方がいいかな~。。。」

などの考えがある方。

 

そうした方むけに未経験からのIT業界で成長しやすいのは小規模案件で働くことからという参考情報を紹介します。

 

自分のIT業界での経験はどちらかというと小規模の案件が多く、中には中規模以上の案件もあるといった具合でした。

 

そのなかで比べると初期の自身の成長しやすさでは小規模の案件のほうがわりと成長につながったと感じています。

 

 

未経験からのIT業界で案件規模による働き方

IT業界で働く場合、案件やプロジェクトという単位で働くことになるケースが多くなります。

 

特に未経験からでも働きやすいSIやSESといった働き方ではこの形がほとんどだとおもいます。

 

そのなかで案件の規模の違いによって個人の働き方も変わってきます。

 

案件の規模観の違い

案件規模の分け方としてはだいたい小・中・大といった形で区別されることが多くなります。

 

ただしどの程度の規模がどの区分といった明確なルール分けが存在するわけではありません。

 

あくまでその企業のなかでどの程度の規模をどう位置づけているかの基準がもとになります。

 

参考までにあるところから拾った情報ではこのくらいの考え方とされているようです。

小規模:全体で参加メンバが5人以下のプロジェクト。

中規模:5人~25人程度のメンバー、3ヶ月~1年程度継続するプロジェクト。

大規模:25人以上のメンバ、半年~1年以上継続するプロジェクト。

 

ただし上記はあくまでひとつの基準でしかなく、企業の規模にも左右されてきます。

 

小さな企業であれば10人クラスの案件でも大規模案件として扱うこともあれば、大手企業ではその程度は小規模としてみる扱い方もあるとおもいます。

 

案件規模による個人の関わり方

こうした案件の規模によって変わってくるのは個人の案件への関わり方です。

 

基本的に案件規模の大きいものほど、その内訳は細分化されます。

 

規模が大きくなる程、スケジュールやタスクがより細かく決められて管理されるのが基本で、逆に小さな案件では個人~数人の大まかなタスク管理で終わるようなものもあります。

 

そうして分けられたタスクのなかで個人として受けられる範囲がそれぞれの案件メンバに振られて進行していきます。

 

個人がタスクとして対応できる範囲は限られるため、同じ作業量で考えても規模が大きいほど案件に占める個人のタスクの割合は小さくなります。

 

なかにはスケジュール的な余裕があったり、エース級の人材で作業量が多くなったりで、大規模案件でも個人として関わる割合が大きくなることもあるかもしれませんが。

 

基本的には規模の小さい案件ほど、案件に対して個人タスクの占める割合は大きくなります。

 

未経験からの成長につながる案件

上記のように案件の規模観による働き方の違いをみたときに、優劣はないと考えています。

 

それぞれの規模の案件ごとに得られるものは違ってきますし、経験やスキルも異なってきます。

 

ただし未経験から成長しやすさという点で考えたときには、小規模の案件に対応するほうが成長はしやすいです。

 

そう考える理由は主に2つで、

  • 考える余地がある
  • 業務範囲が広がる

という点からです。

 

考える余地がある

ひとつは仕事のなかでの自身で考える余地があるかという点で、同じ業務にあたるなら自身で考える余地が多いほうが成長はしやすくなります。

 

未経験者に割り当たるタスクは作業的なタスクが多くなることがほとんどですが、そのなかでもどれだけ考えながら業務をこなせるかで成長しやすさは変わります

 

規模が大きい案件ほどスケジュールやタスクの進め方は定められている部分が多く、そのぶん経験が浅くても問題なく作業を進められる傾向は多いです。

 

逆に規模が小さめで未経験でも任せられる仕事の割合が大きくなると、最初は大変かもしれませんが、考えたり調べたりしながら業務を進める部分が大きくなるため吸収することも多くなります。

 

業務範囲が広がる

未経験から担当する業務範囲は、その範囲が広いほど成長につながりやすいです。

 

 

経験を積んでいくなかで同じ作業をこなしていくことは、その中で新たな発見などもあり成長することもあるとおもいます。

 

しかし未経験からはじめるときに早くに成長するのは、可能な範囲で広い業務をこなして仕事の幅を広げていくことです。

 

基本的に案件に対しての自身のタスクが占める範囲は規模に比例するため、小規模の案件ほど担当する業務範囲は広くなることが多いです。

 

未経験からのIT業界で成長しやすい案件規模は?【個人タスクと成長度】まとめ

未経験からのIT業界で成長しやすい案件規模は?【個人タスクと成長度】のまとめです。

  • IT業界での仕事は案件規模によって個人の働き方も変わる
  • IT未経験者は小規模案件のが個人タスクの占める割合は大きい
  • 未経験からの成長しやすさは小規模の案件に対応するほうが成長しやすいことが多い

 

自分の経験からみても、小規模案件では規模が小さいぶん案件やタスクが金額に占めるインパクトとしては少ないです。

 

しかし個人の業務範囲としてみると責任範囲も広いぶん大変になることもありますが、そのぶん成長につなげやすいことも多かったのかなとおもいます。

 

案件ありきで就職するケースは少ないかもしれませんが、もし選べる立場にあるならば個人の成長しやすさの観点からみて選択する方法もひとつです。

 

未経験からのIT業界転職、IT資格の参考情報はこちらでも紹介しています。

motodoku.hatenablog.com