元毒男の未経験からのIT日記

未経験からIT業界で働く元毒男の経験をもとに、ITエンジニアとして働く日々やIT資格などの参考情報を発信します。

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IT未経験から目指す人材タイプ【ゼネラリストorスペシャリスト】

未経験からIT業界就職を考えるひとのなかには、ゼネラリストかスペシャリストかどちらを目指すかで迷うことがあるかもしれません。

 

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「未経験からIT業界に就職したら専門性を高めるか、汎用的なスキルアップかどちらがいいのかな・・・」

「IT未経験から目指すならどんなタイプが向いているのかな~。。」

などの考えがあるひと。

 

そうした方むけに自分のみてきた経験も含めて、未経験からIT業界に就職するひとのゼネラリスト、スペシャリストの目指し方の参考情報を紹介します。 

 

自分の周囲をみていると、未経験からIT業界に就職、転職するひとはわりとゼネラリスト寄りの人材になるひとが多いのかなという印象です。

 

 

IT業界でのゼネラリストとスペシャリスト

まず一般的なゼネラリストとスペシャリストの違いですが、それぞれ簡単にまとめるとこんな違いになります。

 

  • ゼネラリスト=広範囲の知識・スキルで業務にあたる総合職
  • スペシャリスト=専門性のある知識・スキルで業務にあたる専門職

 

大まかにまとめているので細かには違うという点もあるかもしれませんが、だいたいこんな理解でよいかとおもいます。

 

あとは傾向としてはわりと時間の経過した技術ほど一般的に広がるため、新しい分野であるほど専門性は高くなりやすいです。

 

また分野にもよりますが、わりと多くの人はゼネラリストとスペシャリストではっきり分かれるというよりは、ハイブリッド的なタイプになるとおもいます。

 

たとえばインフラ全般にある程度の知識があり、なかでもWindows系に強いといった形です。

 

 

未経験からのゼネラリストとスペシャリストの傾向

未経験からIT業界で働くにあたり、ゼネラリストとスペシャリストどちらを目指すかですが、どちらのタイプもなることは可能です。

 

一概には言えませんが、その難易度はスペシャリストのほうが高いのかなとおもいます。

 

難易度に関係するのはゼネラリスト、スペシャリストになるための知識・スキルの習得ハードルになります。

 

スペシャリストとして働く場合には一般的にみての専門性でなく、IT業界で働くひとのなかでみての専門性が必要になります。

 

またその専門性を高く保つには新たな知識を継続して習得する必要があり、常に新しい技術や動向に目を向けておかなくてはいけません。

 

未経験からのスタートの場合にはまずは既存の知識、スキルを習得しなくてはいけませんが、その専門性が高いほど量も増えるため、時間や努力が必要になります。

 

対してゼネラリストでは知識の深さよりも広さが必要となります。

 

スペシャリストと同様にゼネラリストでは広い範囲の知識、スキルが必要なら時間や努力は必要です。

 

しかしゼネラリストの場合は一般的にはわりと関連性のある知識やスキルを習得していくことになります。

 

また多くの場合、ゼネラリストとして働くひとはマネジメントやディレクションなどの管理業務を行う方向性にすすむことが多いです。

 

こうした管理業務については勉強をしていくというよりは、比較的業務経験を積んでいくなかで身につく部分も多いです。

 

もちろん努力は必要ですが、ある程度のちからをつけながらリーダーとしてのキャリアを進んでいくと、自然と習得していくようになります。

 

未経験からのゼネラリストとスペシャリストの目指しやすさ

企業で働く場合には徐々にリーダーシップを発揮、ひとを管理マネジメントしていく働き方が求められることが多いです。

 

なかには専門性が高く、ひとつの分野における専門的な業務のみを行うようなひともいます。

 

しかしそうしたスペシャリストのひとは、ほとんどの企業のなかでは少数派です。

 

企業の事業に関連する専門性のあるひとは少数いれば、専門性の高い知識が必要とされるときにはそうしたひとを頼ることができます。

 

対して企業の働き方はチームでの働きが基本となるため、それらをまとめる立場の人材は数多く必要になります。

 

このため基本的な数としてゼネラリスト志向のほうが求められることが多く、なりやすさという点でも大きくなります。

 

ただし未経験からスペシャリストにはなれないという話しではなく、なりやすさ、目指しやすさという観点での話です。

 

IT未経験から目指す人材タイプ【ゼネラリストorスペシャリスト】まとめ

未経験からのIT業界でゼネラリストorスペシャリストを目指すことのまとめです。

  • 未経験からのIT業界就職ではゼネラリスト寄りの人材になるひとが多い
  • スペシャリストは専門性をもつため常に深い知識が必要、ゼネラリストはマネジメント系など実践で身につける要素も多い
  • 企業で働く場合には徐々にリーダーシップを発揮、ひとを管理マネジメントしていく働き方が求められることが多い

 

未経験から企業で働く場合にはゼネラリスト寄りになるほうがなりやすいとおもいますが、スペシャリストにはなれないわけではありません。

 

また上記の通り、ゼネラリスト、スペシャリストと分けていますが、多くの場合はどちらも合わせたハイブリッド的なタイプになることが多いです。

 

また企業で重宝されるタイプも、スペシャリストほどの専門性はなくとも、ゼネラリストとして働く中での他の人よりは深い知識のある部分がいくつかある、といったタイプが好まれやすいかなとおもいます。

 

未経験からのIT業界転職の参考情報はこちらでも紹介しています。  motodoku.hatenablog.com