Web会議における話し力の有効性
このところリモートワークの機会とともに、Web会議をする機会が増えてきています。
Web会議はそれはそれで便利なのですが、やはり対面とは異なる部分も多くあります。
とくに人数も多くなることも増え、それまで対面の会議では力を発揮していたひとは意外とWeb会議ではイマイチな感触だったりすることも。。
見た目からもわかることですが、やはり実際にやってみるとWeb会議と対面会議ではかなり違いを感じるところも多いです。
Web会議の特徴
とくに最近感じるWeb会議の特徴のひとつとして、一方向での会話になりやすいということがあるとおもいます。
もちろん双方向の通信でお互いにやりとりができるのですが、片方が話しているうち、また大勢でもだれかひとりが話しているとき。
基本的には話しをするひと以外のひとは聞くに徹することがほとんどです。
それはやはり対面式と異なり同時に話しをすることや、タイミングをみて会話に入っていくといったことがむずかしいことからです。
そのため意見者としての立場で参加することが多かったひとなどは、Web会議では登場する機会が減ったりすることもあります。
またその場の空気を読みながら話しをしたりすることもわりとむずかしくなります。
そのうち対面式の会議により近いかたちでのWeb会議も可能になってくるかもしれません。
しかし今のところ大勢で同時に意見を出し合うような、ブレストなどの会議は結構たいへんだなという感触です。
Web会議での話し手の視点
これまでより話し手はより自分の話しを聞かせることが多くなります。
また他のひとが入ってくることも少なくなるため、ある意味集中された環境で話すことになります。
そうなると話しのアラやつまづきといったことを、聞き手が対面会議より感じやすくなるとおもいます。
そのため話し手はより話しの組み立てや聞かせる話の視点が大事になります。
Web会議の浸透でみえることとしては、意外とこうした話し力のような部分が見えやすくなる気がします。
自分もそうですが、そうなるといままでよりも話し手の立場では下準備が重要になってきます。
会議の種類によっては、今までそれほどチカラをいれなかった事前のトークスクリプトや考えの整理なども必要になるかと。
Web会議の利用場面は広がっていて、転職の面接などでも普通になってきています。
そうした転職の場面などにむけても、オンラインでの話し力を鍛えておくことが有効になってきています。
リモートワークにおける参考情報はこちらでも紹介しています。