IT未経験におすすめするつまみぐい勉強のメリット3点【学習に心の余裕を】
IT未経験からIT業界の職種で働くことになった方向けに、最初の勉強方法としておすすめするつまみぐい勉強の参考情報を紹介します。
「IT未経験からの仕事だからとりあえず勉強をがんばっていこう・・」
「未経験からIT職種に就いたけど少し不安を感じながら勉強しているな~。。。」などと考えているひと。
自分も過去に経験しましたが、未経験からIT業界の仕事に就いて働きはじめるとき。
まずは勉強しなくてはと考えて、業務に直結することを勉強するのがよくある形だとおもいます。
しかしIT未経験から働く場合、本当にその職種が自分に適しているのか。
自分はその仕事を続けられるのか。
そうした迷いがでてくることもあります。
そこでそんな迷いにも対応するための、自分の道と視野を広くすることにつながるつまみぐい勉強の参考情報を紹介します。
未経験からのIT業界におけるつまみぐい勉強
つまみぐい勉強とはその名からなんとなくイメージできるとおもいますが、簡単にいうとひとつの分野に固執しないで勉強をすすめることです。
もともと自分は飽き性のところもあり、また特定の分野に強く興味があってITのしごとに就いたわけでもありませんでした。
そのためいくつかの分野をまずは触ってみようという考えで、複数分野の勉強を広く浅くかじっていくことにしていました。
こうしたかたちで興味の湧く分野の勉強をスイッチしながら、複数分野で勉強を継続していくものです。
自分はつまみぐいとか寄り道という勉強法だとおもって勝手に取り組んでいたのですが、つまみぐい勉強という形で世に出ている情報もあることを後から知りました。
少し古い書籍ではあるものの中身は今にも通づるものだとおもうので興味があればおすすめなので紹介しておきます。
たとえば就職先での業務があるWebサービスに関するものだったとして、業務のなかで自然とその分野の勉強は蓄積されていきます。
そこでプライベートな勉強ではあえて他の分野であるITインフラやプログラミングなどの勉強に手をだすようにします。
またそうした勉強のなかでも他の分野で興味が湧くことがあればそちらの勉強にスイッチすることもあります。
このように勉強していくことで、専門性がでないという批判などもあるとはおもいます。
しかし業務のなかで得られる知識・スキルからその分野での専門性は自然と身についていきます。
むしろ業務における専門性以外のところに着目した勉強だとおもいます。
書籍でもあげられているようなことですが、自分で経験したことも踏まえてつまみぐい勉強をすることで得られる点があります。
それは
- 広く浅く知識を得られる
- 興味分野をみつけられる
という点です。
ひとつの分野を極めるという視点からみると回り道になるようにもおもえますが、専門性を深める勉強はわりと負担も大きくなりがちです。
つまみぐい勉強は負担もすくなく取り組めるため、学習においてすこし心の余裕をもつことにもつながります。
未経験からのIT業界におけるつまみぐい勉強のメリット
上記にあげたような点に加えて、未経験からIT業界で働く場合においてはさらにメリットが3点あります。
そのメリットとは
- 勉強の継続を保てる
- 方向転換の可能性に強い
- 業務とのかけあわせ効果
です。
勉強の継続姿勢を保てる
未経験からの勉強では継続がむずかしくなることがあります。
業務でとられる時間や負担の多さから力を割いて勉強することができなかったり、周りに勉強部分を聞くことができなかったりといったケースです。
もちろん自身でそれらを解決していくことも勉強のなかでは必要になりますが、業務と直結しない勉強ではそこで勉強自体が止まってしまうことも少なくありません。
そうした勉強に詰まるようなことがでてきたときでも、他の分野にスイッチしていく勉強方針をとることで勉強自体は継続することができます。
再度もとの勉強に戻れるときにはスイッチして戻ればよいだけなので、勉強をやめてしまうことがなく継続する姿勢をもてるメリットは重要です。
方向転換の可能性に強い
未経験からIT職種に就く場合はどうしてもイメージから職種選択をする要素があります。
たとえ事前の情報収集をしていたり、独学で勉強していたりしても仕事として業務にあたると必ず少なからずのギャップなどもでてきます。
そうしたときに別の職種に転換したいと考えることもあるとおもいます。
いざ方向転換をしたいときにそこから新たな方向性を考えていくとなると、0からはじめる必要があります。
しかしつまみぐい勉強をしていると、他の分野の情報は頭にあるため方向転換の先をすぐに考えることができます。
未経験からITの仕事を選択するのに最初から適した仕事を選択できるとは限りません。
他の分野をみていくなかで最適な仕事をみつけられる可能性もあります。
そうした仕事の方向転換の可能性に対して、つまみぐい勉強をしておくことは強みになります。
業務とのかけあわせ効果
未経験からIT業界で働くときにはつまみぐい勉強で複数分野の勉強をしておくことで、業務とのかけあわせ効果が生まれることがあります。
とくに多くのIT職種では専門性の強い業務だとしても、ベースの部分でITの基礎部分が必要になることも多くあります。
専門性の強い勉強だけでなく基礎的な部分にも興味のあるところから手をつけていくことで、いざ必要な場面がでたときに力を発揮することがあります。
またIT業界の仕事では移り変わりの早さから、自分の企業で新たなサービスやソリューションなどが生まれたり、他のシステムやサービスとの連携が必要になったりということが発生する可能性もあります。
そうした場面でも関連する分野の知識がすこしでもあることで、思わぬ効果を発揮するようなこともあります。
未経験・若手のときにはいろいろな場面に顔を出すことも多くなりますので、業務とのかけあわせで相乗効果を生む勉強は効果的です。
IT未経験におすすめするつまみぐい勉強のメリット3点まとめ
IT未経験におすすめするつまみぐい勉強のメリット3点のまとめです。
- つまみぐい勉強とはひとつの分野に固執せず勉強すること。興味の湧く分野の勉強をスイッチしながら複数分野で勉強を継続する
- つまみぐい勉強では、広く浅く知識を得られる&興味分野をみつけられる&学習に心の余裕をもてる
- IT未経験の方へのつまみぐい勉強によるメリットが3点ある
- 勉強の継続を保てる。勉強をやめてしまうことがなく継続する姿勢をもてる
- 方向転換の可能性に強い。他の分野の情報はが頭にあることで方向転換の先をすぐに考えられる
- 業務とのかけあわせ効果。業務とのかけあわせで相乗効果を生むことが期待できる
未経験からのIT知識の勉強についての参考情報はこちらでも紹介しています。