元毒男の未経験からのIT日記

未経験からIT業界で働く元毒男の経験をもとに、ITエンジニアとして働く日々やIT資格などの参考情報を発信します。

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未経験・若手からのひとり情シスでの働きやすさ3点【ネガティブイメージだけではない】

未経験からIT業界に就職するが、たまに耳にするひとり情シスで苦労しそうだなと不安になるひとがいるかもしれません。

 

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「ひとり情シスって忙しそうで働きにくそうだな・・」

「IT経験が浅くてひとり情シスだと大変そうだな~。。。」など。

 

そうした方むけに自分が未経験からひとり情シスで働いた経験からの参考情報を紹介します。

 

未経験からひとりでの現場は大変に感じることも多いですが、マイペースに働けるという面でやりやすいところもあります。

 

 

未経験・若手からのひとり情シスの仕事

ひとり情シスの仕事

ひとり情シスについて詳しくは調べてみるといろいろと情報がでてきます。

簡単にまとめると主に企業の情報システム部門でひとり体制で働くことです。

 

最近はITに力をいれる企業が増えているとおもいますので、ひとり情シスは減ってきているのかなとおもっていました。

しかし昨年のデータなどでも割と数は多いようです。

 

中堅企業ではゼロ・ひとり情シスが増加、さらに6割の情シス担当が他業務との兼任――Dell EMCがIT投資動向調査:EnterpriseZine(エンタープライズジン)

 

結局はそこまでお金をかけられないとか、必要性を感じないとかの背景がある中小企業では以前とあまり状況が変わっていないのかもしれません。

 

ひとり情シスの仕事がどんなものか、どんな範囲になるかは正直企業によって様々だとおもいます。

 

ただ基本的には情報システム部門にそこまで力をいれていない、もしくは今後力をいれていきたいという現場がほとんどです。

もし従来から情報システム部門に力をいれているのであれば、ひとり情シスという形にはなりません。

 

仕事の役割としては良くも悪くも企業の情報システム分野の中心としての役割になります。

実際の仕事内容はまずは情報システム関係の維持運用が中心になることが多いとおもいますが、プラスして新たなシステム導入などが絡んでくることが大半です。

 

未経験・若手からのひとり情シスで働く可能性

こうした仕事内容からは既にひとり情シス経験や社内SE経験のあるひとが就く仕事だと感じられるかもしれません。

しかしIT未経験・若手の立場からでもひとり情シスとして働くケースは意外と多いです。

 

よくあるケースでは元の担当者が不在になった穴埋めや企業に常駐して働くケースです。

 

そのためまったくのIT業界未経験からであっても多少の引き継ぎのみでひとり情シスとして働くといった場合もあります。

自分の場合もかつてそれに近い状態でひとり情シスの立場で働きたことがありました。

 

未経験・若手からのひとり情シスでの働きやすさ

ひとり情シスの情報を調べると、わりとネガティブな情報が取り上げられることが多いです。

しかしひとり情シスであることからの働きやすさとして考えられる点もあります。

 

情報システム部門として働く役割から、当然企業の方針や内情によって働きやすさや仕事内容は変わってきます。

 

このことからなかなか一概には言えない部分も多いですが、こうした面もあるということで未経験・若手からひとり情シスで働くことへのポジティブな面も紹介します。

 

未経験・若手からひとり情シスとして働くうえでの働きやすさの面は大きく3つあります。

  • 納期に追われる要素が少ない
  • 基本からインプットできる
  • アウトプットする仕事をコントロールできる

もちろんすべてのひとり情シスに当てはまることではないかもしれませんが、自分の経験からもわりとこうした点は感じられるとおもいます。

 

納期に追われる要素が少ない

まず納期に追われる要素が少ないという点です。

IT業界での仕事はプロジェクト単位で動くことが多いです。

 

そのためプロジェクトの納期から逆算して自分の仕事の納期も決められていくことがよくあるケースです。

場合によってはカツカツスケジュールのプロジェクトなどで納期に追われるということもあります。

 

しかし企業の情報システム部門として働く場合にはプロジェクト単位という働き方はあまりありません。

システムの運用面が中心になることが多いためです。

 

またシステム導入・改修などでプロジェクトになることはあるものの、情報システム部門から自社に対しての仕事となるため、顧客を相手にするプロジェクトよりは余裕をもった納期となることが多いです。

 

基本からインプットできる

ひとり情シスとして働く場合は企業の情報システム部門の立場になるため、ほとんどの場合は企業の情報システムを全般的にみていくことになります。

 

ITスキルのうちなにかを極めていく志向の場合には不要かもしれませんが、未経験・若手のうちに情報システム全般に触れる機会があることはメリットにもなります。

 

IT業界のベンダ企業で働く場合には特定の分野をインプットすることに集中するケースが多くなります。

そうした強みのある分野をもつことはむずかしいかもしれませんが、広い分野の基礎的な部分のインプットはしやすい働き方になります。

 

アウトプットする仕事をコントロールできる

ひとり情シスでは情報システム部門として働く立場から、自分がアウトプットする仕事をコントロールしやすくなります。

 

企業のIT分野は情報システム部門が中心になり、それをひとりで担う立場にあることから、ある程度企業のIT分野をコントロールすることになります。

 

もちろん上であげたような企業のIT全般に問題がでないよう運用していくことは必須になりますが、仕事に慣れてくれば新たなシステム導入やどういった方向性ですすんでいくかを打ち出していけるようになります。

 

またひとり情シスとして働くなかで自分が得意なことや興味のある部分を踏まえた上で情報システム部門としての取り組みを考えていけるようにもなります。

 

未経験・若手からのひとり情シスでの働きやすさ3点まとめ

未経験・若手からのひとり情シスでの働きやすさ3点のまとめです。

  • ひとり情シスの仕事はどんなものか、どんな範囲になるかは企業により様々
  • 良くも悪くも企業の情報システム分野の中心としての役割
  • ネガティブ要素だけではないひとり情シスの働き方の部分もある
  • 納期に追われる要素が少ないこと・基本からインプットできること・アウトプットする仕事をコントロールできること

 

未経験からのIT業界転職の参考情報はこちらでも紹介しています。 

motodoku.hatenablog.com

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