未経験からのIT業界就職では複数人物からのマインド吸収がおすすめ
未経験からIT業界に就職するひとのなかには、周囲や身近にIT業界で働くひとがいないこともあります。
「周りにはIT業界のひとはいないけどとりあえず独学でやっていこう。。」
「IT業界で働けることになったしとりあえず上司を目標にがんばろう~・・・」
未経験からIT業界に就職し周りにIT関連の話ができるひとがいないと、どうしても身近にいる会社の上司や先輩を参考にして働いていくことが多くなります。
こうした環境で働いていると、どうしても限られた範囲での人間からのみインプットされる状況になりがちです。
そうなると働く上での思考や考え方などのマインドも身近なひとの色に染まりがちになります。
しかし未経験からIT業界で働く上では多様なインプットをしたほうがよく、マインドの参考となる人物を複数もつことをおすすめします。
- 限られたマインドしかインプットできないことのマイナス
- 複数人物からのマインドを得ることのススメ
- 複数人物からのマインドをインプットするパターン例
- 未経験からのIT業界就職では複数人物からのマインド吸収がおすすめまとめ
限られたマインドしかインプットできないことのマイナス
身近なひとからのマインドばかりをインプットしていると、思考や考え方も固まりがちになります。
とくにマンツーマンのOJTを受けていたり、少人数の組織に属していたりすると、仕事を教わる立場のひとは上の立場のひとの影響を受けやすい状況です。
そうした状況では今いる会社のなかではとても有効なマインドが身につくかもしれません。
会社での仕事をうまくすすめたり、人間関係がうまくいったり、昇進にも有利だったりといった形です。
しかしそうした状況は会社のなかに限られるものになります。
現代は転職や独立がめずらしくないですし、副業も推奨される会社が増えています。
こうしたなかで働いていくうえではひとつの会社での働きやすさなどはあまり意味をなさないものになってきています。
むしろ自身が働く企業や環境が変わることを考えると、会社に縛られないようなマインドをもつことのほうが働いていくうえでは重要だとおもいます。
複数人物からのマインドを得ることのススメ
上記のマイナス面を払拭するためにマインドの参考となる人物は複数もつことをおすすめします。
それも自身の所属する会社内だけではないひとを参考にするとよいとおもいます。
インプットの幅を広げることで、自分自身のマインドの幅も広げることになります。
マインドが身についたからといって、すぐにそのひとのような働き方ができるわけではありません。
しかし頭にもないことというのは行動に起こすことはできませんし、すぐに参考となるひとと同じ働き方はできなくても、考え方を真似ることはできます。
とはいえ最初からインプットばかりを多くしてしまうと、頭にはいってくるものばかりで溢れてしまう可能性もあります。
そこでおすすめとしては、まずは自身にとってのインプット元となる参考人物を3人以上はもつことです。
そこから他のマインドを参考したくなったり、もっと多くのインプットが欲しくなったら参考とする人物を増やしていくと自身のマインドも広がっていきます。
複数人物からのマインドをインプットするパターン例
3人以上の参考人物からマインドをインプットする場合、それぞれ違った立場のひとにするのが望ましいです。
そうすることで上記の通り、自分のマインドの幅も広がります。
おすすめするパターンとしては関連性のばらけた参考人物とするパターンです。
たとえば社内・社外・業務外といったかたちです。
社内は最も立場のちかいところで、会社での働き方の参考として。
その会社で自分のなりたい人物像に近く、自分が身につけたいスキルがあるひとがよいです。
社外は自身の業務や職種に関係する社外のひとです。
会社のなかでは見えない考え方、思考などを得られるひとがよく、業界や職種のインフルエンサーなどもよいとおもいます。
業務外は最も立場の遠いひとで、仕事に直接関係する内容がないようなひとです。
人生の生き方や仕事の向き合い方などの参考になるひとで、広い視点のマインドを得られるとよいです。
まずはこんな感じでそれぞれ異なる立場のひとを参考人物とします。
その他にも必要と感じるひとは自身のキャパを超えなければ、どんどん増やしていくとよいとおもいます。
未経験からのIT業界就職では複数人物からのマインド吸収がおすすめまとめ
未経験からのIT業界就職では複数人物からのマインド吸収がおすすめであることのまとめです。
- 身近なひとからのマインドばかりをインプットすると思考や考え方が固まりがち
- 意識せず働いているとマインドのインプットは会社のなかに限られる
- 今後働いていくには会社に縛られないマインドをもつことが重要
- マインドの参考となる人物は複数もつことをおすすめ。それも自身の所属する会社内だけではないひと
- インプットの幅を広げることで自分自身のマインドの幅も広がる。
- 3人以上の関連性のばらけた参考人物からマインドを得ることがおすすめ
自身のマインドが広がっていくことは、いろいろな会社や職種、働き方を選択していけることにつながります。
また現在ではコミュニティやWeb情報、SNSなど、自身の参考となるような人物を複数みつけることも簡単です。
自分もWebやTwitterなどで気になるマインドをもつひとがいれば、積極的に追いかけるようにしています。
未経験からのIT業界就職についての参考記事はこちらでも紹介しています。