未経験・若手むけ情報処理技術者試験おすすめスケジュール【短期集中型】
未経験・若手が情報処理技術者試験の取得をめざすときの勉強スケジュールについて、どのくらいの期間で考えればよいかで悩んでいる方がいるとおもいます。
「初めての受験だけどスケジュールはどのくらいみておくべきかな。。」
「以前はなんとなくで勉強を進めていたけど計画的にするにはどのくらいがよいかな~。。。」など。
そうした方むけに個人的におすすめする短期集中型の勉強スケジュールを紹介します。
自分の経験からなので絶対にこのスケジュールがよいというものではありませんが、ひとつの参考情報としての内容です。
情報処理技術者試験の勉強スケジュールの考え方
勉強スケジュール最終の自身の状態を想定
まず情報処理技術者試験の勉強スケジュールの考え方として、大まかに最終の状態を定めておく必要があります。
情報処理技術者試験のゴールは本番試験での合格ラインになりますが、そこに至るための自身の状態を最終の状態として定めます。
最終の状態とは具体的にどういうことかというと、合格ライン=午前・午後試験60点以上をとれると考えられる量の学習を終えている状態のことです。
ここが案外なんとなくで進みやすかったり、初めてだと分からなかったりする点ですが、自身の感覚でよいので早い段階でここが定まっていると勉強自体も進めやすいです。
たとえば自分の場合は、何度かの情報処理技術者試験の経験から、未経験から始める場合にはだいたい午前試験は過去問題1週と誤答問題が消えるまで、午後問題は過去問題2週くらいを最終の状態として想定しています。
まず自身の最終の状態として完了すべき勉強量を定めておくと、勉強スケジュールもたてやすくなります。
またこれをしておくともし不合格になった場合にどの程度追加で勉強が必要かもみえやすくなります。
勉強スケジュール計画は具体的短期スパンで
勉強スケジュールをどのくらいの期間でとるかにもよりますが、全体のスケジュールとあわせて具体的な短期スパンのスケジュールも計画しておくようにします。
たとえば1週間目までに午前問題7回分、午後問題3回分などのように、最終の完了目標とは別に短期での学習範囲の予定をたてておきます。
そうすることで勉強スケジュールの調整がしやすくなり、勉強時間が確保できなかった分を別の時間で調整したり、下手に理解に時間がかかる場所で時間を使いすぎてしまったりということも防止できます。
おすすめの短期集中型スケジュール
個人的におすすめする情報処理技術者試験の勉強スケジュールは3ヶ月くらいの短期集中型です。
経験者などの場合はもっと短く1週間もあれば平気という方もいるとおもいますが、未経験の場合はある程度の時間は必要で、集中力ももつくらいの期間として3ヶ月くらいと考えています。
実際に自分が情報処理技術者試験を合格したときも、このくらいの期間で勉強スケジュールを組んでいます。
未経験から情報処理技術者試験を勉強する場合、なかなかすべての学習範囲を完全に理解、習得することはむずかしいとおもいます。
しかし情報処理技術者試験の合格ラインは60%と半分強のできでよいとされています。
すべての問題における知識定着をさせるのではなく、短期集中型でとりあえずの回答や考え方を覚えてしまうといったスタンスのほうが未経験からの合格確率は上がるとおもいます。
また長めの勉強スケジュールを組むとしても、情報処理技術者試験の開催をまたぐことはしないほうがおすすめです。
あまり長いスケジュールにすると中だるみがでたり、仕事などの勉強スケジュールへの影響がでやすかったり、初期の学習内容を忘れてしまったりということにつながりかねないためです。
さらに開催回をあとにすると、情報処理技術者試験の一部が最新化されて勉強開始時点と若干変更がはいることもあります。
未経験・若手むけ情報処理技術者試験おすすめスケジュールまとめ
未経験・若手むけ情報処理技術者試験の勉強スケジュールのまとめです。
- 勉強スケジュールの最終時点における自身の状態を定めておく
- 全体スケジュールとあわせて具体的な短期スパンのスケジュールも計画する
- すべての問題における知識定着ではなく、短期集中型でと回答や考え方を覚えるスタンスで
- 長めの勉強スケジュールでも情報処理技術者試験の開催をまたぐことはしないほうがおすすめ
基本情報処理技術者や高度情報処理技術者などの資格区分によっての具体的な参考スケジュールは別記事で紹介しています。
情報処理技術者試験の受験時期、高度情報処理技術者に合格したスケジュールの参考情報はこちら。