元毒男の未経験からのIT日記

未経験からIT業界で働く元毒男の経験をもとに、ITエンジニアとして働く日々やIT資格などの参考情報を発信します。

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【3つのコツで習慣化】未経験からIT資格取得への勉強継続

未経験・若手のうちにIT資格の取得を考えていたけれど、なかなかおもったように勉強が 進められず終わってしまったという方がいます。

 

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情報処理技術者資格をとるよう会社にいわれたけど勉強がすすまないな~。」

「IT資格をとりたいとおもうけど、なかなか勉強が続かないな。。」など。

 

自分も新卒からの入社後、なんどか情報処理技術者を受験する機会がありましたが結局勉強ができずに未受験で終わったことが何度かあります。

 

資格勉強は自分から勉強をしなくてはいけないことが多く、勉強を習慣化することに慣れていないと意外にむずかしいことだとおもいます。

 

ここでは自分の経験を参考に、IT資格取得のための勉強習慣化の参考情報を紹介します。

 

 

IT資格取得への勉強習慣化の準備

まず勉強習慣化にむけた準備として、勉強に必要なものをそろえることをおすすめします。

 

自分もそうでしたが、何となくで勉強をはじめているとなかなか習慣化されないことが多かったです。

 

自分の考える資格取得の勉強に必要なものは3点です。

  • 目標
  • ツール
  • 時間

 

これらをきっちりと用意しておくことで、資格取得に向けた意識付けができるため、勉強習慣化にもつながります。

 

まず目標については目指すIT資格を取得することで、どういったメリットを得るや、なにができるようになるかというところを考えておくことです。

 

資格取得だけを目標にするのではなく、その先のことを見据えておくことで強い動機になるとおもいます。

 

たとえば基本情報処理技術者を取得することで、会社から報奨金が出る、それを使って自分へのご褒美として○○を買うなどでもよいとおもいます。

 

次にツールについてはIT資格の勉強に必要なツールを予めそろえてしまうことです。

 

自分も以前は勉強をまずははじめてみて、本当にやれそうだったらそろえていこうなどという考えでしたが、それだと結局まだそろえていないしいいかという気もちになりがちです。

 

必要なものを定めてサッサとツールをそろえておくほうが、結果的に効率もよいし、それらを無駄にしない意識にも生まれ、習慣化につながります。

 

最後に時間については目指すIT資格取得のための勉強時間が確保できることです。

 

仕事の忙しさなどでどうやっても時間が確保できないという場面もあるとおもいます。

 

そうしたなかで勉強時間をつくって資格取得できる素晴らしいひともいます。

 

しかし特に未経験・若手の場合はどうしても0ベースに近い勉強が必要なことも多く、勉強の負荷が多くなります。

 

下に書くコツのところにも関係しますが、無理をせずに資格取得に必要なだけの勉強時間をしっかり確保できる見通しがあるタイミングで勉強をすることが習慣化には重要です。

 

IT資格取得への勉強習慣化のコツ3点

ここからはIT資格取得に向けた勉強習慣化についての個人的に考えるコツをあげていきます。

  • スケジューリング
  • 空き時間学習
  • 優先度付け

 

スケジューリング

IT資格取得への勉強習慣化に向けては、計画的なスケジューリングをすることが大事です。

 

IT資格の受験時期は種類によって異なり、情報処理技術者資格は年2回固定、ベンダ資格は自由なことも多いです。

 

しかしそのうち受験するといった形で余裕を持つ形で勉強をはじめると、どうしてもダラダラと進めがちです。

 

情報処理技術者の場合は次の開催で、ベンダ資格は何月に、という形で明確に受験時期を定めるほうがスケジュールも立てやすく、習慣化につながります。

 

個人的おすすめは未経験からはじめる資格であれば、3ヶ月計画でのスケジュールです。

 

むずかしいと思われる資格だからといってあまり長いスケジュールで考えるよりは、短期集中型で組むほうが習慣化しやすいです。

 

またそのなかでも短期的なスパンで勉強の進み具合や状況をチェックしながら進められるよう、マイルストンを決めてスケジューリングしておくことが大事です。

 

たとえば基本情報処理技術者であれば、1ヶ月で午前問題をひととおり、2ヶ月で午前問題復習と午後問題ひととおり、3ヶ月で午前最終確認と午後の仕上げなどといった形です。

 

自分の場合はもう少し細かくして、1週間単位での簡単なマイルストンを定めていました。

 

マイルストンの設定の仕方としては勉強範囲と正答率を最終の合格ラインから逆算して大まかにつけておくことがおすすめです。

 

空き時間学習

習慣化のコツ2つめとしては空き時間学習を取り入れることです。

 

空き時間学習というと空いた時間があるときに使うといった勉強補助に聞こえるかもしれませんが、自分はメインの勉強を空き時間学習としていました。

 

自分の場合は家で机に向かっての勉強が苦手だったということもあり、会社への通勤時間や昼休みなどを利用しての勉強時間が多く、反対に家での学習時間は最小限にしていました。

 

まとまった時間を確保するというのは結構ハードルが高く、時間確保ができないことで習慣化につながらないことにもなりかねません。

 

上記の勉強スケジュールを考えるときに、自分によって使える空き時間を考えて、それを勉強スケジュールとして組み込んでしまうことをおすすめします。

 

個人的には外での時間を多く使うことで、家での勉強ほど勉強をしているというストレスを感じなかったり、自由時間や家庭時間を確保できたりということで、継続した勉強がしやすかったです。

 

優先度付け

IT資格取得の習慣化のコツ3つめは勉強の優先度付けです。

 

これは当たり前のところにもなりますが、勉強の優先度をあげることで確実に勉強を進めるということです。

 

上記で全体の勉強スケジュールを定めることをおすすめしていますが、こちらはどちらかというと1日のなかでのスケジュールに関してです。

 

できる限り1日のなかでの勉強の優先度をあげて、確実に予定していた勉強を死守できるようにすることです。

 

1日の朝方に勉強してしまうというのがおすすめですが、時間単位での組み込み方でもよいとおもいます。

 

特に家での勉強は優先して取りかかりサッサと終わらしてしまうと、その後の時間に余裕もできるのでおすすめです。

 

自分の場合は平日は帰宅してから第一に、休日は朝1と午後1にといった形でどうしてもずらせない所用などがない場合は優先して勉強時間を取り入れていました。

 

IT資格取得への勉強習慣化方法のまとめ 

IT資格取得への勉強習慣化方法のまとめです。

  • 予め勉強に必要な目標、ツール、時間を準備しておく
  • コツはスケジューリング、空き時間学習、優先度付け
  • スケジュールは長期は3ヶ月、短期はマイルストンを決めた形で
  • 自分が使える空き時間を考えて勉強スケジュールに組み込む
  • できる限り1日のなかで勉強の優先度をあげて確実に消化する

 

また最後にですが、学習を進めるためにはモチベーションが大事という意見もありますが、自分はそれだけではむずかしいとおもっています。

 

モチベーションアップも必要なことですが、それとはちがう勉強の仕組み作りこそが習慣化への近道になると考えていますので参考までに。

 

未経験からの情報処理技術者試験を取得するまでの参考情報はこちらでも紹介しています。

 

motodoku.hatenablog.com