【合格重視】未経験からの基本情報技術者の独学&最短勉強方法
未経験からIT業界で働く準備のためや会社で取得を指示されて、基本情報技術者試験をとにかく効率よく取得したいと考えている方はいるとおもいます。
「上司に言われたし、昇進にも必要だからサッサと基本情報技術者の取得だけはしておこう・・」
「IT未経験から働きはじめるし、とりあえず基本情報技術者は早くに取得しておきたいな~。。。」
などの考えをもっている方。
こうした方向けにとりあえず独学&最短で合格を一番に考えた基本情報技術者試験の勉強方法の参考情報を紹介します。
未経験からの基本情報技術者の勉強は知識を得る面でも有効ですが、まずは業務命令や資格の取得が第一!という考えの受験も多いです。
自分は学生時代に取得しましたが、当時は未経験からIT業界にはいることを決めたときに勉強をはじめました。
とりあえず資格をとっておけば何かしら今後に有利だろうという考えから効率的な合格を一番に考えて勉強し、なんとか合格できたのが当時です。
今考えるともうすこし効率的な勉強もできたなと感じる部分もあり、そのあたりを含めての情報を紹介します。
未経験からの基本情報技術者合格の参考スペック・情報
未経験から基本情報技術者の取得を目指す方にとって、まずはどのくらいのIT知識などが必要になってくるかが不安になる点です。
自分の場合も、文系出身でPCはもっぱらWebサーフィンくらい、ほぼほぼIT面の知識などはないような状態でしたので、資格取得を検討するときは不安がありました。
結果的にはほぼ0ベースからでも合格できましたが、ある程度の勉強はやはり必要だと感じました。
とくにITに関する基礎知識の部分があるかないかで結構勉強量は変わってきます。
業務経験は別としても、すでに学生時代の経験などから、ある程度知識があれば苦手分野のみの勉強でOKな場合もあります。
しかしそうした経験もなく完全に0からの勉強となる場合にはそこそこの勉強時間が必要にはなります。
そこそこの勉強時間とはひとにより飲み込みも違いますが、参考までに自分の例では、勉強時間は通学時間の学習をメインに3ヶ月、100時間前後くらいだったのかなとおもいます。
また勉強はすべて独学で進めました。
もしかしたらスクール等を利用すればもっと早く合格できるのかもしれませんが、あまりコストをかけたくなかったことや、腕試しも兼ねてまずは独学で取り組んでいました。
未経験からでも上記の期間かもう少し短くても合格ラインには十分もっていけるとおもいますが、当時の自分が受験した印象としては午前は余裕、午後は少し不安が残るといった感触でした。
また基本情報技術者試験は勉強をはじめるとわかりますが、暗記学習の面も大きいのでそのあたりの得手不得手でも必要な時間は変わってきます。
基本情報技術者の取得第一の考え
基本情報技術者の取得を第一に考えたときに重要になるのは、知識の理解よりも問題に正解することです。
こんな書き方をしてしまうと資格試験界隈の方などに怒られてしまいそうですが、、
もちろんしっかりと勉強して内容を理解した上で合格、というのが理想的な資格取得の方法ではあるとおもいます。
しかし悠長なことをいってられなかったり、まずは資格取得を第一にという方は上記の考え方が重要です。
とくに午前問題に関しては過去問題からの採用率が高く、問題と回答さえ頭に残っていれば、内容を理解していなくても答えられるものも多くなります。
ただし午後問題では知識をもとに回答する必要がでてきますので、一定の理解は必要になります。
ただ各分野から半分程度を選択する選択式になりますので、得意の分野をつくってしまうほうが合格ラインにのるのは早いかもしれません。
とはいえ自分も苦手だったアルゴリズム、プログラミングなどはどうしてもある程度特典する必要はでてくるので勉強する必要はありますが。
未経験からの基本情報処理技術者勉強方法
こちらでは未経験から基本情報技術者試験に向けて、独学で合格の手っ取り早さを重視した勉強方法を紹介します。
午前問題の勉強方法
上記のとおり合格第一に考えた場合、午前問題は過去問題の勉強一択です。
今後形式が変わる可能性はありますが、今のところは過去問題さえある程度の正答率になるまで仕上げていれば、極端にいえば内容の理解は置いておいても合格可能です。
だいたい正答率としては過去問題を8割方以上の正答率になっていれば問題ないくらいだとおもいます。
利用するツールは情報処理技術者試験ではおなじみの過去問道場さんがおすすめです。
過去問題が利用できれば他のツールでもよいとおもいますが、自分の場合は通勤学習をしていたこともありスマホで簡単に利用可能な点からこちらを利用させてもらいました。
知識習得や午後問題にむけて、ある程度午前問題の解説も含めて見ておくほうがよいですが、理解できない点などは取りあえず飛ばしてでも大丈夫です。
計算問題でも数字そのままの場合も多いので、まずは問題と回答を繰り返して覚えてしまうという方法で。
基本情報処理技術者は試験回数が多いため、すべての問題をやろうとおもうと結構な時間が必要になりますが、進めるうちに同じ問題が複数の開催回で出題されていることもわかります。
未経験からの1周目はひどい得点でも、2,3周目にはいればだんだんと記憶から得点が伸びてきます。
もし少し時間がとれるのであれば、参考書を流し読みで一旦通してから過去問題をはじめるのも良いとおもいます。
自分はこちらの方法でやっていました、とはいえ全体を理解するほどではなく流し読みレベルでしたが。
そのほうが1周目から正答できる部分ができて結果合格ラインにのるのが早くなるかもしれませんが、そのあたりは個人の前提知識状況や勉強時間しだいかと。
基本情報処理技術者で利用した参考書情報についてはこちらでも紹介しています。
午後問題の勉強方法
午後も勉強方法については基本的には過去問での対応になります。
ただしある程度の理解が必要な部分もありますので、完全に未経験の場合は何かしらの知識カバーできるものが必要です。
とくに良くいわれていますが、配点も高く、文系では疎遠な分野のアルゴリズム、ソフトウェア開発がハードルになることが多いです。
自分もその分野については参考書を利用しましたが、さいごまでその分野で苦戦していました。
午後問題も過去問題については過去問道場さんなどを利用していましたが、少し時間がかかるものもあったりで、通学学習だけでなく自宅勉強も休日などにとりました。
上記であげたアルゴリズム、ソフトウェア開発以外の分野については、午前問題の解説をみておくことである程度頭にはいるとおもいます。
それをもとに午後問題を解いてみて苦手分野や覚えてない点があれば再度午前問題を確認したり、そこだけ参考書やWebを参照することで十分対応可能です。
開発問題はもし未経験でなにを選べばよいかわからないといった場合は表計算またはアセンブラあたりが良いかとおもいます。
自分はアセンブラでしたが、ここは意外とひとによっての得手不得手もあるようです。
文系の方でも授業などで触れた経験のあるものがあればそれを選ぶほうが効率良いこともあるかもしれませんので、一度ざっくり確認してみてどれでいくかを決めてから取りかかると良いかとおもいます。
【合格重視向け】未経験からの基本情報技術者の独学&最短勉強方法まとめ
【合格重視向け】未経験からの基本情報技術者の独学&最短勉強方法のまとめです。
- 0からの場合にはそこそこの勉強時間は必要。
- 午前問題は過去問一択。通勤通学中の過去問題のみでも可能。
- 時間がとれれば参考書の流し読みなども利用する。
- 午後問題は過去問題プラスアルファをおすすめ。
- 午前問題での知識をベースにアルゴリズム、ソフトウェア開発などを重点的に勉強する
全体的に内容の理解や知識習得に固執することはせず、問題に正解する&合格ラインを超えるように正解率を伸ばすという視点で進めるほうが、合格するには早いです。
未経験からの基本情報技術者試験、IT資格の取得やIT業界転職の参考情報はこちらでも紹介しています。